rMQRコードの簡単な作り方
PythonでrMQR
PythonでrMQR code画像の作り方を調べてみました。Pythonライブラリを早速作って頂いた方に感謝!
ライブラリを使うだけで簡単にPythonでrMQR画像が作れるね!
rMQR コードとは
rectangle Micro QR code の略で、2022年5月にQRコードで知られるデンソーウェーブが新規開発した長方形QRコードのことです。
そもそもQRコードってQuick Response(クイックレスポンス)コードって言うの知ってた?!
特徴
今までのQRコードは正方形でしたが、省スペースにQRコードを使用したいニーズに応えてrMQRコードが開発されました。ちょっとした余白に使いたい場合などに、細長い形(長方形)のQRコードがあったら便利じゃないですか?
rMQRコードはQRコードと比べるとデータ量は多少劣るものの、数字で361文字、アルファベットなら219文字(漢字も使える!もちろん色んな文字を混ぜても使える!)も格納出来るので十分ですね。
インストール
コマンドプロンプト上で
pip install rmqrcode
とするだけで準備完了です。
使い方 ーソースコード例ー
from rmqrcode import rMQR
import rmqrcode
from rmqrcode import QRImage
# pip install rmqrcode
# v0.3.1
# https://github.com/OUDON/rmqrcode-python#readme
# generate
data = "https://stone-program.com/"
qr = rMQR.fit(
data,
ecc=rmqrcode.ErrorCorrectionLevel.M,
fit_strategy=rmqrcode.FitStrategy.BALANCED
)
# ecc : ErrorCorrectionLevel
# ErrorCorrectionLevel.M: Approx. 15% Recovery Capacity.
# ErrorCorrectionLevel.H: Approx. 30% Recovery Capacity.
# fit_strategy : specify how to determine size of rMQR Code.
# FitStrategy.MINIMIZE_WIDTH: Try to minimize width.
# FitStrategy.MINIMIZE_HEIGHT: Try to minimize height.
# FitStrategy.BALANCED: Try to keep balance of width and height.
# Save as Image
image = QRImage(qr, module_size = 128)
image.show()
image.save("my_rMQR_Balanced.png")
fit_strategy オプション項目によって生成画像の幅を狭くするか、高さを抑えるか、バランス型にするか選べます。下の画像は当ブログURLを3つのオプションで生成比較した画像になります。
ライブラリを作成してくれた作成者様に感謝!
最後に
rMQRコード画像の作成方法は分かったけど、読み取り方法はデンソーウェーブの方針で公開されてないらしい!比較的新しい2次元コードの為、読み取れる機器(スマホ含め)はまだ少ないようです。
作ったrMQR画像が読み取れるかの確認は出来ないね!…
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